WHYだけでなく、出来ているところ、良い所を見つけて増やす解決ストーリー

(カテゴリ)職場環境改善
(業種)機械製造業
(従業員規模)1000人以上
(氏名)錦織みさ(Misa Nishikori)様
(職種)看護師・産業保健法務主任者
(所属)舶用推進システム事業部 玉野工場 安全衛生グループ
起:対象者や職場の状況など、背景について教えてください)
20代~60代と年齢幅のある事業所。業種も多種多様。
承:何が起こっていましたか? )
世代間ギャップがあり、コミュニケーションが十分でない所がある。出来ているところ、良いところが沢山あるのに、ダメな所だけを指摘される傾向がある。過去、社内でどんな改善活動がされてきたかを調べた。
転:何に気づき、行動しましたか?)
職位別にヒアリングを実施。良いところや課題と思っているところ、もう少し改善したらいいのに、と思っている所を聞いてみた。何かを強制するよりは、自分達で考えて活動をしてもらう方が良いと感じた。
結:どんな結果につながりましたか?)
まずは、中間管理職向けにソリューションフォーカス研修を開催。結果、アンケートで社内に広めるには、課長以上の人の研修受講も必要。モデル職場を作って活動しては?という意見が記載されていた。結果、2013年から2024年3月末まで継続される活動となった。現在は、公式な活動は終了していますが、部で独自に活動を継続している部署もあり、自分達で楽しめるスタイルで活動が継続されている。
どのような点が良かったと思いますか?)
外部講師へ研修を依頼して研修を開催していたが、社内の状況や研修コンテンツについて、希望や要望を具体的にやり取りして研修を組み立てていた。また、モデル職場で活動をしてもらうグループから研修へ参加してもらう人数は、3~8名程度でソリューションフォーカスの基本や職場でどのように活動したいかを学ぶのは、スタート時の半日研修2回だけで、後は、職場のコミュニケーションを改善するには、どのようなステップで進めて行くかは自分達で考えてもらい一定の型にはまった改善方法は、使用しない方法を取った。普段の業務と並行して、自分達が楽しめる、コミュニケーションアップにつながる方法が職場内で定着したのは、良かったと思っている。
ご協力をありがとうございました)