WHYの落とし穴、HOWからはじまる解決ストーリー - 日本産業ストレス学会-産業ストレス/メンタルヘルス情報発信

PD(Positive Deviance)ボックス

WHYの落とし穴、HOWからはじまる解決ストーリー

Case2

(カテゴリ)早期発見・早期対応、相談対応
(業種)総合人材サービス
(従業員規模)500〜999人

(氏名)布野雄紀(Yuki Funo)様
(職種)臨床心理士、公認心理師
(所属)アデコ株式会社


起:対象者や職場の状況など、背景について教えてください
20代~60代と年代幅のある事業所

承:何が起こっていましたか? )
対人関係トラブル、キャリアに対する不安が常に課題にあがっている

転:何に気づき、行動しましたか? )
課題解決のために、なぜ課題となっているかという視点から、この局面でも「トラブルが少ない、むしろうまくいっている」、「キャリアについて不安がない、もしくは建設的に検討できている」、2軸について片方だけでも満たしている人はいないかという切り口に変更し、ヒアリングを実施

結:どんな結果につながりましたか?)
思いもよらず、両軸を満たしている人は、事業者内でよく雑談をしている人ということが分かり、事業者内で、なるべく多くの方が語りある空間の創出をするという展開がおきました

どのような点が良かったと思いますか?)
慢性的な課題であるほど、なぜの発想だと行き詰まりやすいので、アプローチをかえることで、行動しやすくなったと思います。そして、それにより、修正点が見え、さらに行動するというサイクルが回っているのがよいところと思います

ご協力をありがとうございました)


 

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